厳選した皮付き豚三枚肉を使用します。
皮付きの肉でないと東坡煮(とうばに)にはなりません。
長時間煮込むため、皮付き肉でないと煮崩れしてしまうためです。
坂本屋仕様の特別ブレンド醤油を使用しています。
この醤油を使って熟練の板場職人が東坡煮(とうばに)を作ります。
醤油の持つ本来の価値を引き出し、独自の創意工夫により巧みに使いこなす
醤油使いの匠に対して与えられる『醤油名匠』審査員特別賞の称号を
2005年に頂きました。
卓袱料理の味が代々受け継がれ今があります。
受け継がれた『元ダレ』が東坡煮の味の決め手です。
豚の角煮『東坡煮』は卓袱(しっぽく)料理の華。
長崎料理とも言われる卓袱(しっぽく)料理に豚の角煮はなくてはなりません。
坂本屋では豚の角煮を『東坡煮』と名づけ皆様にご提供しています。
板場職人の『まかない飯』から始まりました。
煮崩れしたとは言え、美味しい角煮には変わりありません。
小振りの角煮を汁と共に『角煮めし』にし、まかない飯として食べていました。
東坡煮の煮汁とほぐしたものと角切りが入っています。
東坡煮をほぐしたもの、ごぼう、にんじん、しいたけを混ぜ、東坡煮の角切りを乗せ、竹皮に包みます。