女将口上をご紹介いたします
卓袱料理は出島が日本で唯一の開港貿易をしていた頃に遡ると云われるお料理です。
当時色々なお国の方々が長崎には出入りしていたのですが、その方々を地元の商家や町役人の家に招いて、そこの奥様方の手料理でもてなしました。
そこで文化の交流が成され、日本料理と中華料理、南蛮紅毛料理がミックスされて、出来上がった料理様式が「卓袱料理」です。
卓袱料理にはいくつかのお約束事があります。
■一つ目
朱塗りの円卓を囲んで召し上がって頂きますが、この円卓には上下の隔てなく和気藹々に、という想いが込められております。
また、お箸を返したり取り箸を使わずに直箸でお料理を取皿に取ってお召し上がり頂きます。これも水臭いことは抜きにしましょう、ということからの作法です。
■二つ目
取皿は最初から最後まで、二枚のお皿を上手に使って頂きます。
■三つ目
何よりも先にお鰭(ひれ)椀から召し上がって頂きます。
お鰭椀は鯛の身やお餅の入ったお吸い物のことです。
卓袱料理ではおもてなしの意を込めて、高級魚の鯛をお一人様に一尾使いましたという証に、鯛の尾ひれをお一人お一人のお椀に入れておりました。
このことから、お吸い物と云わずにお鰭椀と申します。
宴席のご挨拶や乾杯も、まずはお鰭を召し上がってからとなります。
お料理は最初小菜が並んでいます。
順次温かいお料理が運ばれて参ります。
メインディッシュに当たりますのが、当家名物の東坡煮でございます。
しめには、ご飯とスープが一緒に出て参りまして、果物へと続きます。
そして、最後の一品が梅椀と呼ばれる「おしるこ」でございます。
「それでは大変、お待たせ致しました。」
「お鰭(ひれ)をどうぞお取り下さいませ。」
長崎の卓袱(しっぽく)料理はオカッツァマ(女将)のあいさつで始まります。
明治の創業以来培ってきた坂本屋の長崎卓袱料理。
ぜひ一度ご賞味下さい。
昼のお食事(11:30~13:00ご入店) 3,960円(税別)より
夜のお食事(17:30~19:00ご入店) 11,000円(税別)より
※お料理代は奉仕料込・消費税別となっております。
ご利用の際はご予約をお願いいたします。(2名様より承ります)
70名様収容の大広間から個室まで、大小宴席がございます。
ご予約は 0120-26-8210 まで
定番の東坡煮と竹皮の香り高い角煮めしの詰合せセット。常備食としても頼りになる逸品。少人数のご家庭への贈り物に最適です。
定番の東坡煮と竹皮の香り高い角煮めしの詰合せセット。常備食としても頼りになる逸品。少人数のご家庭への贈り物に最適です。
『とろとろほろり』の味わい。東坡煮(とうばに)は弊舗自慢の逸品です。
創業以来、守り続ける伝統の手法で作り上げる東坡煮をぜひご堪能ください。
とろとろほろりのひと口サイズの角煮と旨みが溶け込んだたっぷりのタレ、袋のまま湯煎して、丼ごはんにタレごとのせてお召し上がり下さい。肉じゃがやきんぴらごぼうなどお惣菜の具材としても便利な自家需要商品。
暮の忙しいときのまかない飯から始まった『角煮めし』 は 東坡煮(豚の角煮) の元だれに、うるち・もち米と根菜類を炊き合わせた和風おこわ。
『とろとろほろり』の味わい。東坡煮(とうばに)は弊舗自慢の逸品です。
創業以来、守り続ける伝統の手法で作り上げる東坡煮をぜひご堪能ください。
しぐれ煮は 東坡煮の赤身のみを職人が揉みほぐした佃煮です。
東坡煮の赤身の部分だけをそぼろ状にほぐしてソフトなふりかけに仕上げました。山椒、生姜、胡麻それぞれの味をお楽しみください。定番の東坡煮との詰合せです。
「オランダ焼」は、チーズを魚介類の上にたっぷりとのせ、香ばしく焼いた卓袱料理の一品です。肉厚なロブスターと、三種のチーズが奏でる贅沢な味わいで会食を華やかに演出してください。
『とろとろほろり』の味わい。東坡煮(とうばに)は弊舗自慢の逸品です。
創業以来、守り続ける伝統の手法で作り上げる東坡煮をぜひご堪能ください。
牛かんは厳選した良質の牛・豚肉と新鮮な白身魚のすり身を使用し職人が丹念に炊き上げてた和風ミートフィッシュボール。
長崎の昔ながらの味わいです。
角煮めしは、東坡煮(豚の角煮)の旨味の凝縮された元だれで椎茸・根菜と炊き込んだ和風おこわ。
仕上げに東坡煮をのせて竹皮で包み込みました。
牛かんは厳選した良質の牛・豚肉と新鮮な白身魚のすり身を使用し職人が丹念に炊き上げてた和風ミートフィッシュボール。
長崎の昔ながらの味わいです。